マンションにおける長期修繕計画とは？ | コラム | 東京都大田区 蒲田駅【株式会社リームー】

マンションの修繕では、しばしば長期修繕計画という言葉が使われます。
そこで今回は、マンションの長期修繕計画について見てみましょう。

▼マンションの長期修繕計画の内容
マンションの長期修繕計画には、どのような内容が盛り込まれるのでしょうか。

■そもそもマンションの長期修繕計画って？
マンションの長期修繕計画とは、主に分譲マンションに使われる言葉です。
長期間にわたってマンションを良好な状態に維持し、快適に住める状況にしておくために計画書を作成します。
この計画書には、今後マンションを維持していくにあたって必要な修繕費用や工事の内容、修繕工事の実施時期などが記載されるのが特徴です。

■長期修繕計画の期間
マンションを修繕する際に欠かせない長期修繕計画ですが、計画書を作成したのち、5年ごとに見直しが行われます。
これは、国土交通省による「長期修繕計画作成ガイドライン」に定められているためで、必ず行わなければなりません。
マンションは非常に規模の大きな建物もあればコンパクトなものまでさまざまですが、一つの建物の中に複数の世帯が入っているのは同じです。
もしも建物が劣化して性能が劣ると、マンションの住人全員が被害をこうむりますので、定期的に見直しをするように決めているというわけです。

■修繕計画を元に負担額を割り出す
マンションの修繕を行う際の負担額は、入居者がどのくらいいるかで割り出します。
大規模なマンションの修繕工事が高くなるものの、入居者も多いため、それほど負担額が重くならないケースがしばしばです。
その一方で、老朽化の進むマンションは入居者が少ないことから、修繕工事による費用負担が重くなる可能性があります。

▼まとめ
マンションの修繕は長期修繕計画を元に、安全・快適に住み続けられるように行われる修繕工事です。
その費用の負担額は入居者の割合に応じて決まることが多いため、マンションに暮らすなら知っておきたい情報ですね。
修繕計画の作成にあたっては、弊社のコンサルタントがお話を承りますので、ぜひご相談ください。