外壁にタイルを用いている場合、どのような状態になると修繕が必要なのでしょうか。
今回は、
外壁タイルの修繕について見てみましょう。
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外壁タイルの修繕を必要とする状況
外壁タイルに修繕が必要になる状況には、いくつかのシチュエーションがあります。
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外壁タイルのひび割れ
外壁タイルがひび割れを起こすのは、タイルそのものの劣化ではなく、下地が原因です。
タイルは、下地にモルタルなどの接着剤を用いて貼り付けていきますが、モルタルは乾燥した後で収縮を起こすことがあります。
モルタルが乾いて収縮すると、貼り付けたときにはぴったりだったタイル同士が密着しすぎてしまい、力が加わってひび割れてしまうというわけです。
地震で建物そのものに衝撃が与えられた場合も、
外壁タイルを貼った下地が動いてしまって、ひび割れが起こります。
そのままにしておくと、無事なタイルにまでどんどんひび割れが広がっていくことから、早急な修繕が必要です。
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外壁タイルの欠損
外壁タイルの欠損とは、タイルの一部分が欠けてしまった状態を言います。
欠損が起こる原因は何かが当たったり、特定のタイルにだけ強い衝撃が加わったときです。
例えば、勢いよくものが当たった、自転車で
外壁タイルにぶつかってしまったといった状況が考えられます。
タイルが1枚だけ欠けてしまったという場合は様子を見るという手もありますが、複数にわたって欠損しているようなら、修繕した方が見た目もよいでしょう。
▼まとめ
外壁タイルはそう簡単に割れるものではありませんが、強い力が加わった場合は別です。
モルタルや下地にゆがみが起こると、大きな力がかかってひび割れを起こしますし、強い衝撃が加わると欠けてしまいます。
弊社では専門の
コンサルタントが最適な修繕先をお探しいたしますので、お気軽にお問い合わせください。